台湾で最も歴史の古い【日本専門のNO1旅行ブロガー】「林氏璧」さんが昨夜(2020年2月6日現地時間21時)フォロワーに対してアンケートを行った。

“台湾の皆さんに質問です、今のこの世界の状況を見て日本の旅行を検討または確定している人
日本に行きますか?行きませんか?(一部略)”

2019年の訪日外国人観光客は約3188万人、その中でも3番目に多い台湾人観光客(約475万人)このアンケートに対し、投稿わずか12時間で約1.6万人が回答しました。その結果が以下です。※林氏に許可を得て掲載しております。

  • 46% 日本に行きたい、予定は取り消さない
  • 54% 現段階で日本に行くのは適切ではない

私がこのブログを書こうと思った理由は、台湾の正しい反応を伝えたいと思ったからです。
台湾はSARS(サーズ)の教訓もあり、今回のコロナウィルス対策に対する政府の体側は非常に迅速であると評価がされています。
また、政府だけでなく台湾国民の自己管理意識も高い中、様々なコメントが寄せられた。

“今のところ日本はまだ安全な状態だと思いますが、台湾人が道を歩いてたり、駅の中にいると中国人だと勘違いされて、態度が冷たくなります。一部のタクシーも中国人を乗せないようにしているようです。この状態はおそらく日本で感染者が増えれば増えるほど酷くなると思います。台湾の水際対策は日本より厳しいので、もし台湾人だとわかれば少し状況は改善するかもしれない、一時的な事ではあるが、都心部よりも田舎の方が中国語を話しているのを聞かれた時の反応は強いと思います。”

“日本在住です、日本がしっかりと管理していないようにみえるので、危ない”

“場所による、東京や大阪、京都などの大きな街には行かないが、地方なら行きます”

現在仕事の取材で北海道にいる林氏に対して一部のフォロワーが「感染の心配はないか?」と心配するコメントも寄せられたがトップブロガーでもあり医師でもある林氏は言う。
「個人的にも医師の立場からも言うとすべては自己責任。日本にいても台湾にいても感染の可能性はある、自分でしっかり管理できるかが重要」と仕事に対する熱意を見せた。

そして、ファンの中にはこのようなコメントも寄せられた

“いま私は北海道にいます。出会う台湾人も多く以前に比べて中国人は減りました。そして日本人のとても効率的で良質なサービスが目に付きます。ホテルでもレストランでも外でも消毒液がちゃんと配備されています。”


そんな私自身はインバウンドに従事しており、台湾に向けた日本の観光PRを生業としてます。
そんなインバウンドに携わる人間が、このような日本にとってネガティブな情報を記事にすることは「日本を盛り上げる」という私の想いと逆行しているように思われますが、そうではなく「外から見えている日本」や「台湾人の本音」の一部分でも皆さんに伝えることで、今後の観光立国として日本の躍進の糧になると思い、記事にすることにしました。

林氏璧さんのアンケート投稿はこちらからご覧になれます。

※上記コメントは一部の方の個人的な意見です。