台北MRT(台北捷運)は、台北市と新北市を走る地下鉄です。路線は色と記号で見分けます。
| 記号 | 路線名 | 色 | 観光で使う主な駅 |
|---|---|---|---|
| BR | 文湖線 | 茶 | 松山空港(松山機場)、大安、南京復興、動物園 |
| R | 淡水信義線 | 赤 | 台北101/世貿、中正紀念堂、台北車站、中山、士林、北投、淡水 |
| G | 松山新店線 | 緑 | 西門、中山、北門、松山(饒河街夜市)、新店 |
| O | 中和新蘆線 | オレンジ | 東門、忠孝新生、行天宮、民權西路 |
| BL | 板南線 | 青 | 台北車站、西門、忠孝復興、市政府、南港 |
| Y | 環状線 | 黄 | 大坪林、板橋(新北市) |
- 運賃: 距離に応じて20元〜65元
- 運行時間: おおむね6時〜24時
- 支払い: 悠遊カード(EasyCard)、タッチ決済のクレジットカード、1回ごとのトークン
最新の路線図は、台北MRTの公式サイトで確かめられます。
台北MRTの路線と色
市内の観光でよく使うのは、赤の淡水信義線と青の板南線です。台北車站で交わり、ここを起点にたいていの観光地へ行けます。
市内の観光でよく使う路線
- 淡水信義線(赤・R): 台北101から台北車站を通り、北の淡水まで。夜市の士林、温泉の北投もこの線です
- 板南線(青・BL): 東西に走る路線。西門町、台北車站、忠孝復興、市政府を通ります
- 松山新店線(緑・G): 西門から中山、松山まで。饒河街夜市は終点の松山駅のすぐそばです
- 文湖線(茶・BR): 高架を走る無人運転の路線。松山空港から市内へ入るときに使います。車両が小さめです
- 中和新蘆線(オレンジ・O): 行天宮や東門(永康街)へ行くときに使います
市外へ行く路線
- 環状線(黄・Y): 新北市を半円状に走る路線です。観光で使う場面は多くありません
- 桃園空港MRT(紫・A): 桃園国際空港と台北車站を結ぶ別の路線です。直達車で約35分、運賃は150元です
- 三鶯線: 2026年6月30日に開業した、新北市の三峡・鶯歌へ向かう路線です。板南線の頂埔駅から乗り換えます
- 淡海ライトレール、安坑ライトレール: 淡水や新店の郊外を走る路面電車です
運賃と支払い方
運賃は乗った距離で決まり、20元から65元まで5元きざみです。市内の観光地どうしなら、たいてい20元〜30元に収まります。
悠遊カード(EasyCard)
台湾の交通系ICカードで、日本のSuicaのように使います。MRTのほか、バス、コンビニ、一部のタクシーでも払えます。
- 駅の窓口やコンビニで買えます。カード代が別にかかります
- 残高が足りないと改札を出られません。駅の機械かコンビニでチャージします
- 滞在が数日以上になるなら、1枚持っておくと便利です
クレジットカードのタッチ乗車
2026年7月1日から、タッチ決済に対応したVisa、Mastercard、JCBで改札を通れるようになりました。Apple PayやGoogle Payも使えます。
カードをかざすのは、改札の「信用卡」と書かれた読み取り部です。悠遊カードの読み取り部とは別なので、間違えないようにしてください。
トークン(1回分の乗車券)
駅の券売機で、行き先の運賃を選んで買います。青い丸いプラスチックのトークンが出てきます。入るときは改札にかざし、出るときは改札の投入口に入れます。
乗り換えと、車内での注意
乗り換えで歩く駅
同じ駅名でも、路線によってホームが離れている駅があります。
- 台北車站: 赤の淡水信義線と青の板南線の乗り換え。構内が広く、台湾鉄道や高速鉄道、空港MRTともつながっているので、案内表示の色を追って歩きます
- 忠孝復興、南京復興、大安: 茶の文湖線は高架を走るため、ほかの路線との乗り換えでエスカレーターを長く上り下りします
車内で飲食はできない
改札の内側と車内では、水やガムも含めて飲食が禁止されています。違反すると1,500元〜7,500元の罰金です。床にある黄色い線から先が禁止区域です。
優先席とエスカレーター
深い青色の優先席(博愛座)は、空いていても座らない人が多くいます。エスカレーターは右側に立ち、左側を空けます。
混む時間帯と、台北101/世貿駅
カケハシのオフィスは、台北101/世貿駅の近くにあります。毎日使っている立場から、混み方を書いておきます。
- 平日の朝8時台と夕方18時前後: 台北車站、忠孝復興、市政府の乗り換えは、ホームに列ができます。大きな荷物があるなら、この時間を外します
- 台北101/世貿駅: 大みそかのカウントダウンと、隣の世貿一館で人気の展示会が開かれる日は、改札の外まで人があふれます。展示会の会場については世貿一館ガイドにまとめています
- 文湖線: 車両が小さいので、通勤時間は1本見送ることもあります
この記事の前の版について
この記事は、2013年11月に淡水信義線の台北車站〜象山間(通称・信義線)が開業したときに書いたものです。台北101の最寄りに駅ができたのは、このときでした。2026年時点の路線と乗り方に合わせて、全面的に書き直しています。
参考:臺北大眾捷運股份有限公司(路線図と運賃は公式サイトで最新の情報を確かめてください)





