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インバウンド広告のカケハシにインターン生として参加!
初めまして、私は2024年6月からインターンに参加したキムラと申します!12月末をもってカケハシでのインターンを終了するので、今回はインターンで学んでことや、台湾での生活、私自身についてお話ししていきます!
1.台湾に来たきっかけ
まずは私が台湾に来ることを決めた経緯を簡単にお話しします。
私は、2024年1月に北京にある国立大学を卒業後、そのまま台湾へワーキングホリデービザを利用して渡台しました。私は華僑のハーフで、元々中華圏には関心が高かったのですが、本格的に中国語を学び始めたのは大学からでした。大学では国際貿易経済を専攻し、経済学やマーケティングなどを中心に学んでいたのですが、学んでいく中で、中国のマーケティングや、その地域の文化に興味を持ち、もっと地域それぞれのマーケティングを知りたいと思うようになったことが最初のきっかけでした。
大学での経験を通して、いつか中国大陸以外の場所でも、その地域の文化やマーケティングなどいろいろな事を学んでみたいと考えるようになり、その時パッと思いついたのが「台湾」だったんです。中国語も使える環境で、親日でもある台湾はどんな所なんだろう?と思い、長期滞在ができるワーキングホリデービザを利用して台湾に行くことを決めました。
卒業も近く就職する選択肢もあったのですが、社会人になるとなかなか長期で海外に行くタイミングがないとよく耳にしていたので、「人生1度きりだし経験したいことは経験できる時にしておこう!」の精神で決意しました。
2.カケハシとの出会い
私は台湾のマーケティングや文化に興味を持っていたので、せっかくだったらその分野を深く知れるような環境で働きたいと考えていた所、インターネット上でカケハシがインターン生を募集しているのを見かけたのが、カケハシとの出会いでした。
カケハシって一体どんなことをしている会社なの?と気になっている方もいると思います。カケハシはインバウンドに特化した広告代理店で、旅行、食品、アパレル、イベントなど幅広い分野を取り扱っています。社員さんは台湾人と日本人が50%ずつで、日々日本語と中国語が飛び交うグローバルな環境が魅力です。社長の秋山さんをはじめとした、社員のみなさんはとても優しくて、丁寧に業務を教えてくださるので、毎回安心して業務に取り組むことができました。
3.インターン生として参加
私がインターンで行った業務は主に、
– クライアント様のFacebook・Instagram運用、企画から記事作成(中国語)、広告運用まで
– 翻訳作業(中国語→日本語、日本語→中国語)、案件ブログ記事やウェブサイトの翻訳など
– 台北経済新聞の取材の同行、取材のアポ取り、記事作成
– 展示会の取材、カケハシブログ記事作成
– クライアント様に提出するレポート/資料の作成
– クライアント様とのミーティング、新規打ち合わせ参加、議事録作成
– インターン報告、最新ニュース/マーケティング事例探し、報告資料作成
– KOL/KOCマーケティング、クライアント様に提出する資料作成、依頼メール作成
– 日本向け 社内TikTok運用
などです。
日本向けの社内TikTok運用はインターン生が主体となり今期から新たにスタートした企画で、主にインターン生のカケハシでの業務や台湾の生活、役立つ情報、台湾と日本に関するエンタメコンテンツなどを発信しています。また、社長の秋山さんや社員さんからアドバイスを頂きながら、私の強みでもあるSNS運用や動画編集のスキルを活かして、メンバーの動画編集技術の向上などにも尽力しました。
取材に同行し、ドラゴンビューティーズやリンシャンの取材記事の作成、カケハシInstagramにてリール動画の作成をしました。
4.インターンを通して学んだこと
旅行系にしても、食品系にしても当然ターゲット層やマーケティング方法は異なりますが、カケハシでのインターンを通して、台湾人の傾向や台湾で好まれるマーケティング方法などを学ぶことができました。まさに当初私が学びたかったことを学ぶことでできました。
例えば、Facebookで広告をするにも、台湾でのFacebookのメイン層は40〜50代なので、メイン層に刺さるような記事構成や写真の選定が必要になります。他にも、日本旅行をする台湾人の最新トレンドや傾向を把握した広告作成など、各コンテンツにそれぞれの最適なマーケティング方法があります。
私がカケハシでのマーケティングを学んでいく中で印象的だったのは、台湾人の旅行先で北海道が東京に負けず劣らずの人気であること、台湾人に一番人気な日本のノンアルコール飲料は牛乳であること。これらは台湾の年中通して暑い気候や、日本製品の品質に対する信頼などが関係しています。
その他にも言い出したらキリがありませんが、とにかく毎日が発見の日々でとても有意義な時間を過ごすことができました。
カケハシで様々な業務に携わらせていただく中で、私が特によかったと思う点は、広告業界を通し幅広い視野でインバウンドや台湾の文化などを知れたことと、自発的に台湾や物事について調べる習慣がついたことです。
また、クライアント様との定例報告会に参加させていただくなど、社会人としてのマナーや言葉遣いなども日々勉強させていただきました。
その他にも、社員さんが率先して私たちインターン生が自発的に発言できる環境を作ってくださったおかげで、自身が新たに取り組みたい業務や興味のある分野に挑戦させていただく事ができました。私の見解や分からないことに対しても親身になって聞いてくださり、とてもいい環境で学ぶことができました。
5.台湾での生活は?
北京にいた頃は学生寮の二人部屋だったので、台湾が初めての一人暮らしだったんです。私の性格上物事をポジティブに捉えるので、不安よりワクワクの方が大きかったことを覚えています。
しかし台湾での一人暮らしは想像より大変な事ばかりで、最初の方は台湾の気候や生活スタイル、手続関係等に躓くこともたくさんありましたが、今となっては全てがいい経験だったと思っています。
私はインターン以外の時間に、週に3〜4日ほどBARやカフェでアルバイトをしていました。実際に台湾でのアルバイトは、仕事探しから面接、業務など日本とは異なる形式ばかりで新鮮でした。
例えば、私が勤めていたカフェでは、面接前に2時間ほど実務トライアルを受けてから面接を受けました。ワーキングホリデー先として人気なオーストラリア、カナダなどでは実務トライアルを見かけることはありますが、まさか台湾にもそのような形式があることを知り驚きました。もちろん全てがそのような形式ではなく、面接だけの場所もたくさんあると思います。
休日は、私は台湾料理とコーヒーが大好きで、よく台湾人の友人とカフェや夜市に行ったりしています。他にも私の周りは海外に興味のある友人が多く、日本や他の国からもたくさん友人が遊びにきてくれました。そのおかげというか、そのせいというか短期間の間に九份に7回も訪れました。(笑)
台湾の夏は雨が多く大苦戦していましたが、逆に冬はそこまで寒くないのでとても過ごしやすいです。台湾グルメはとにかく美味しいものがたくさんあって、特に私が好きだったのは、臭豆腐と豆花(トーファー)です!日本ではなかなか食べる機会がないですし、本当に美味しいので、台湾に来た際はぜひ食べてみてください!
6.最後に
カケハシでのインターンを通して、台湾の文化や台湾でのマーケティング、社会人としてのマナーなど本当に多くのことを学びました。カケハシで学んだ多くのことを今後に活かせるように私も努力し続けていきたいと思っています。社長の秋山さんをはじめとした社員のみなさんが本当に素敵な方達で、私にとっても非常に貴重な時間になりました。
カケハシでのインターンが気になっている方もいると思います、「人生1度きり、やりたいことに挑戦しよう」の考えでやりたいを実現しましょう!
また、台湾での生活は、慣れないことも多々ありましたが、人の温かさやご飯のおいしさに感動した1年間でした。ただの旅行では見えないものが、台湾に住んでみるとたくさん経験できるのでぜひ台湾に住もうと検討している方がいましたら、前向きに検討してみてください!