親日台湾で日本の商品を販売するのに大切なことをカケハシ目線で解説!
こんにちは!スタッフのRIKAです。
近年、台湾にはたくさんの日本の商品が溢れています。
商品のみならず飲食店やサービス等、2012年以降
多くの企業様が台湾に進出しています。
今や様々な国に住む機会の多い日本人駐在員の方々が口を揃えて
台湾は『住みやすい』というほどまでになりました。
駐在員の妻としてもだそうです。
(食材も調味料も日系スーパーで手に入るし、日本人マスターに日本人シェフ、
日本人板前さん、日本人大将もいます)
コンビニにしても、セブンイレブンにファミリーマートなど馴染みの深いものがたくさん。
確かにたくさんの台湾人の頭の中に
日本のもの=いいもの
という図式はだいぶ浸透しているかと思います。
ですがたくさん進出しているもののなかに、
やはり成功しているものとそうでないものがあります。
要因は色々あるかとは思いますが、そのほとんどが
事前マーケティングとローカライズを無視したもの
失礼ですが、どうやら勘違いをしている方がいらっしゃいます。
よく聞くのが「日本で売れてるから、台湾でも・・・・」という流れで
日本で売られている商品をそのまま台湾で売っているパターン。
いくら台湾が親日だからといって、日本のものが何でも売れるわけではありません。
日本に置き換えてみてもそうだと思います。
例えばいくらハワイが好きな人が多いからといって
ハワイのものがバカ売れするものでもありません。
今はやりのパンケーキ店のすべてが繁盛しているわけでもないと思います。
進出する前にまずは知ることです。
国民性、風土は当たり前のこと、コスト、流行り、舌、生活習慣なども大きく左右していきますよね。
いくら良いものでも、マーケティング、プロモーションの方向性、立地
の全ての条件が刺さってこそ、本領が発揮できるものです。
というのも実は最近、台湾に進出している
日本の某コーヒー店のお話を聞いたということもあります。
その某コーヒー店は台湾に何店舗か構えていますが、
しっかりとしたマーケティングを経て出店しているとのことで
その信頼度は高く、とある不動産仲介業者の方が言うには、
その某コーヒー店と、御社の商品のターゲット層が同じなら
付近に出せばとてもいいよ、とおっしゃっていました。
モノにもよりますけどね。
台湾進出、台湾市場飽和状態と言う方も中にはいますが、
アジア市場、片足つっこむ前にまずはしっかりとしたマーケティング。
スピードも肝心ですがゴールが見えない状態で方向性を決めると良くないです。