台湾人気ブロガーに日本のインバウンドについて聞いてみる

来日観光客が増える中、地方再生の影響もあり都心部以外の地方の観光スポットの発信がブームになっています。対台湾人に対してのインバウンド施策で考えると、ブロガーによる情報発信が必要不可欠となっております。しかし、いくらブロガーの影響力があるとはいえ、記事の内容や書き方によって「その効果」は変わってきます。より多くの台湾人に響かせるには?そんなファンの心をつかむために必要な重要なポイントがそこにはあります。

ブロガーの人選はもちろん、弊社は事前に綿密なヒヤリングをクライアント様、ブロガーさん両方で行います。そして取材地の企画やアドバイス、アテンド&通訳、記事作成に必要な資料提供、ブログ記事作成後のサポート、報告レポート提出までフルセットで一つの施策として見ています。

今回はブロガー歴11年。台湾NO1シェアブログサービス「痞客邦(PIXNET)」の人気ランキング上位にもランクインしておられるブロガーの「魔鬼甄與天使嘉」のTinaさんに、関西の観光スポットをPRするついでに色々お伺いしてみました。密着取材、スタートです!

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移動中に取材をさせていただきました。Tinaさん(左)

Q:日本には何回来られましたか?
A:20回以上です(笑)いま3歳の子供がいますが、子供を産む前からよく日本に来ていました。

Q:子供が出来てから日本旅行の内容に変化はありますか?
A:20代の頃は、カバン一つでぶらっと来られましたが、最近は子供の荷物なども用意しないといけませんね。
基本の遊び方があまり変わらないですが、のんびりとした旅が好きになりました(笑)

一般的には子供がいるから、遊園地やテーマパークを連れて行かないとだめということはないです。
去年の秋に子供と一緒に東京の立川にある「昭和記念公園」で銀杏並木を一緒に見ました。
昔も行ったことがありますが、子供と一緒に走り回ったり、銀杏の葉っぱを拾ったりして
子供の無邪気な笑顔を見るのがまたいいですね。

あと、2年前に九州の「SL人吉号」も一緒に乗りました。
日本の鉄道は本当に魅力がいっぱいで、車内の内装やシートの形などにもこだわりを感じました。台湾では体験できない鉄道の旅ができてよかったです。
これをきっかけに子供も鉄道に興味を持ってくれました。昨日乗った京都丹波鉄道の「あおまつ」も素敵でしたね。
今度子供を連れて訪れたいです。

福知山と天橋立を結ぶ「あおまつ号」

Q:最近は日本のどの地域に興味がありますか?地域名と理由を教えてください
A:日本は広くて、地域によって風景やグルメ、風習まで違いがありますよね。
正直安いチケットがあれば、どこにでも遊びに行きたいです。その中では特に北海道の小樽に行きたいと思います。

20回以上日本に来たと言いましたが、実は北海道はまだ行ったことが無いんです。
小樽の運河と倉庫、硝子館などをゆっくりと回って、味噌ラーメンやジンギスカン、美味しいスイーツを食べたいです。
また、台湾では雪が降らないので、もし雪に覆われる銀色の世界を見たら、子供はものすごくはじゃぐと思いますね。
スキーやスノポにも挑戦してみたいです。

Q:日本に旅行をしていて、こうだったらもっといいなと感じた経験を教えてください。
A:そうですね。東京や大阪などの都会なら問題ないですが、地方や田舎など行くとやはり言葉の壁があります。
田舎の方はすごく人情味がありますね。ホテルではなく、民宿などに泊まると英語が通じなかったりすることがよくありました。
通訳アプリを頼ったりボディランゲージをして会話をしたこともあります(笑)

この前九州の柳川に行った時に、駅などで配布されているシンプルな日本旅行会話の冊子がすごく役に立ちました。
日本語と中国語で説明がされている小冊子で、よく使う旅行会話が掲載されていました。
また、街ではスタッフの胸元に「私が中国語できます」のシールが貼られたり、観光客に「私は〇〇から来ました」のシールを配ったりして、
観光客にやさしい町作りをしていることを感じました。これからいろんな町にこのようなサービスがあるといいです。

ブロガーの爆肝さんと一緒に福知山城内で兜をかぶる体験

仕事中のほんのひと時ではありましたが、電車内でTinaさんと楽しく会話できて非常に楽しい時間でした。
この時の日本訪問記事を以下に記載しておきます。

裏京都「福知山市」前編

裏京都「福知山市」後編

日本の魅力をより多くの方に届けるために、我々カケハシのスタッフは最大限のサポートをさせていただき、日々精進してまいります。

ブロガーさんが撮った写真によりシズル感が出るように、写真撮影のサポートをさせていただいている様子。

JR福知山駅での一枚

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執筆:デザイナーkou