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自己紹介
初めまして、2024年7月から2025年1月までカケハシでインターンをさせていただいたhinaと申します。
2021年から台湾の大学に正規留学しています。現在大学4年生で、2025年の6月に卒業予定です。
3年半前に始まった台湾留学生活も終わりに近づいてきました。
趣味は映画やドラマ鑑賞、音楽を聴くこと、好きなアイドルのコンサートに行くことです。仲の良い友達と散歩したり、ご飯を食べながら、日常にあった出来事をおしゃべりするのも好きです。
幼い頃から、父が昔アジア各地を旅行していた話を聞いていたり、高校生の時にはグローバル系のコースに通い、そこで様々な国際的な活動に積極的に参加していました。その影響で、自然と異文化や語学に興味を持ち始めました。
台湾の大学に進学を決めた理由
台湾の大学に進学を決めた理由はいくつかありますが、一番は中国語を現地で学びたかったからです。
中国語を身につければ将来の仕事の幅が広がると高校生の時から言われていたことと、当時好きだったアイドルが中国語圏出身だったこともあり、中国語に強く興味を持ち始め、本格的に中国語を勉強し、台湾の大学進学を目指すきっかけになりました。
また、当時はまだやりたいことや大学で学びたいことなどが全く明確になっていなかったため、目標を持たずに日本の大学に進学するよりも台湾で中国語を学びながらやりたいことを見つけよう!という考えでした。
台湾での生活
私は今高雄にある大学に通っているのですが、大学が少し田舎のほうにあり、私はバイクの免許もなく、バスも大体1時間に1本しかないので学校から下の街まで移動するのも一苦労です。なので私は3年間寮暮らしをしています。3年間ずっと寮生活していたお陰で人と住む事にも慣れましたし、集団生活が得意になりました。
大学の周りは自然がいっぱいで人も少なく静かなのでとても過ごしやすいです。大学がある地域はバナナが美味しく、街の入り口には大きなバナナの置物が置いてあります。
また、街自体も小さいので、いつも高雄市内や台北など栄えている街から帰ると実家に帰ってきたような感じがして安心します。
インターン中は高雄ではなく台北で生活しています。3年間の寮生活で人と住むことに慣れていることもあり、今はシェアハウスに住んでいて、週に2,3回ほど時間が合う人たちでリビングでボードゲームをしたり、一緒にご飯を作ったり食べたり、一緒にドラマを見たりしています。特にルームメイト達とボードゲームをしている時間が好きで、毎日笑いであふれています。
住人のほとんどが台湾人でコミュニケーションを取る際は中国語を使わざるを得ない環境に住んでいるので、中国語の勉強にもなりますし、なにより皆さんいい人なのとシェアハウス自体とても綺麗なので、何一つ不自由なく生活できています。
インターンシップにカケハシを選んだ理由
今通っている学科は4年生の際に半年以上のインターンシップが必須カリキュラムとして組み込まれていています。インターン先は基本的に学校側が提示してくれる企業から選んでエントリーするのですが、私は自分で探しました。最初は同級生の子たちと同じく学校が提示してくれたホテルやレストランを選択するか迷いましたが、せっかく半年という期間インターンシップに行くことができるなら本当に自分が興味のある事を学びたいと思い、日台間の架け橋をしていてインバウンドマーケティングに特化しているカケハシを選びました。
インターンを終了してみて、沢山のことを学ぶことができて、人としても成長できたような気がして、カケハシでインターンさせてもらえて本当に良かったなと思っています。
インターン生の業務内容
・クライアントのFacebook/Instagramアカウントの運営アシスタント
・提案資料、報告レポートの作成アシスタント
・クライアントへのプレゼンアシスタント
・台湾インフルエンサーとの連携
・台湾のビジネスの情報を発信するカケハシブログの運営
・ブログ記事執筆のための展示会の取材&撮影
・カケハシが運営する台北経済新聞の取材業務、記事作成
・台北経済新聞の特集インタビューのサポート
・週に1度開催する、インバウンド・マーケティング情報を交換するインターン報告会への出席
・日本向けのTikTok運営(インターン生が主体となって運用)
経験させていただいた業務の中で私が特にやりがいを感じたのは、カケハシブログの運営、台北経済新聞の取材同行・取材記事作成、インターン報告会、日本向けのTikTok運営です。
カケハシブログの運用では、初めは文章を書くことにも慣れておらず、大変だと感じる部分が多かったですが、回数を重ねていくごとに、ブログを作成するスピードが早くなっていると感じたり、文章を作成しながら自分自身も新しく知ることがあったりと、書いていて成長を感じられて楽しかったです。
私が書かせていただいたブログを下記に記させていただきます。台湾のインバウンド集客や、台湾市場のマーケティングにご興味のある方、是非ご一読ください。
- 「台湾の若年層向けSNSマーケ Dcardを活用したPR手法について」
「2024台北国際美容展・韓国美容展」に潜入!
台湾最大の旅行博「2024年ITF台北國際旅展」に潜入!
【2025最新版】台湾人の観光客をインバウンド集客したい方必見!【ブロガー活用事例】
台湾のSNSプラットフォーム利用傾向 7割がFacebook利用 2024年版調査結果
台北経済新聞の取材では、台北で行われている様々なイベントの取材にメディア枠として出席させていただきました。取材をしたのちに、記事を作成しアップロードをします。
特に記憶に残っている取材は、最後の出勤日に同行させていただいた渡辺直美さんが登場した茨城県のPRイベントです。
昔からテレビを通して見ていた方をメディアの席から近くで拝見することができて、とても感動しました。私は台湾の大学で観光を勉強しているため、今回の茨城県のPRイベントは、とても興味深かったです。今回のイベントを通して、改めて台湾と日本の繋がりに関わりたいという気持ちが強くなりました。
渡辺直美さんが登場した茨城県のPRイベントの記事はコチラです。
インターン報告会とは、インターン生各自が週に1度気になったニュースや最新のマーケティング事例について発表する会です。
週に1度報告会用に資料を準備することがきっかけでインバウンド関連のニュースを自ら調べたり、気にかけて生活するようになったので、とてもいい習慣が身についたと思います。
マーケティング事例についても、今までは自ら調べるということは習慣づいていなかったり、知っているマーケティング手法も少なかったですが、インターン報告会を通して沢山のマーケティング手法について学びました。
また、報告会の時間内に他のインターン生の発表を聞くこともできますし、毎回発表後に社員の皆さんからフィードバックをいただけます。毎回、フィードバックから発表内容に関連する新しい情報や台湾市場の詳細を知ったり、学んだりしました。
人前で何か発言をしたりすることがとても苦手だったのですが、この報告会を通して、人の前で何かを発言することに対して、ネガティブな印象を持たなくなりました。
そして、私がインターンをしている期間から、インターン生が中心となって活動する、日本人向けのTikTokを運用を始めました。
初めは、日本人にどのような投稿が刺さるのかや、そもそも台湾の回線からどうやって日本に届けよう…などの初歩的な問題からインターン生同士で試行錯誤して、運用しました。
私は基本的にインドアなので、グルメ系の動画を撮影しに行く際は、普段食べに行かないようなグルメを食べられて楽しかったです。
実際運用してみて、中国語フレーズや台湾旅行でためになる情報系が反応が良く、コメントなども寄せられました。
今後もインターン生たちにどんどん引き継いでいってほしいです。
インターンを通して学んだこと
半年間のインターンを通して、大学生活しているだけでは絶対に学べないようなことを沢山学ばせていただきました。
例えば、マーケティングをする上で、台湾人がどのような傾向のものを好むのか、日本人とは視点が少し違うため、学ぶ点が多かったです。
マーケティング用語もほとんどが初めて知るもので、覚えるのは大変でしたが、業務を進めていく中で自然と身についていきました。
また、クライアント様に提案、提出する資料などで、どのようにレポートを書けば分かりやすいかや、クライアント様との会議でのレポートを発表する際に、どのような順序で話したら理解してもらいやすいのか、話すスピード感など、実戦で経験してみなければ学ぶことのできないことを学ばせていただきました。
毎作業ごとに社員の皆さんからアドバイスをいただけるのが、とても貴重な経験でした。
最後に
台湾に住むようになってから、大学やいくつかのコミュニティーで様々なことを経験しましたが、カケハシでインターンをした経験は、どの出来事よりも濃く、自分自身がより成長できた期間だと感じています。
社会人経験ゼロのところから、言葉遣いや、メールの書き方、これから社会に出たときに必ず必要になるであろう社会人としてのマナーを学びました。
社長の秋山さんをはじめ、社員の皆さん、インターン期間が被っていたインターン生の方々はとても素敵な方たちで、素敵な方たちに囲まれて初めての社会人としての経験をできたことを誇りに思います。
今、もしインターンをしてみたいなど悩んでいる方がいましたら、絶対に挑戦してみるべきだと思います!
必ず自分の武器になるような力を身につけられるはずです!