「Touch The Japan2016」の各ブースに隠された、おもてなし戦略
7月15~18日に台湾世界貿易センターで開催されたTouch The Japanに参加してきました!
数多くのブースの中で注目を浴びていたブースはどのように台湾人に注目してもらっているのか、その秘訣を調べてきました!
Touch The Japanの規模は?
開催された4日間で、25万1705人が参加し、企業や自治体のブース数は62にのぼりました。
台湾でも日本アイドル大人気!?
会場を盛り上げようとたくさんのアイドルが来ていました!
一番注目を浴びていたのは「elfin’」(公式サイトはコチラ)という美貌と美声を兼ね備えた三人組グループ。歌が上手なだけではなく踊りにバレエの動きを取り入れており、まさに美の塊でした。
他にも「Little AKIBA Super Live」と題してAKIBA系アイドルと台湾ご当地アイドルがコラボしたりしていました。
台湾人に注目してもらうその方法とは?
東京や大阪、京都のほか最近は地方への注目も集まっていますがどのようにして地元を知ってもらうのか工夫が見られたので紹介します。
九州からは熊本県が参戦!
ブースにはおもてなし武将として熊本城築城主加藤清正や小西行長が来ていました!
武士という日本ならではの文化にみなさん興味津々でした。
さらには山鹿灯篭祭りで使用される金灯篭を被る体験コーナーもありたくさんの人が集まっていました!
山鹿灯篭祭りとは熊本県山鹿市、山鹿温泉にある大宮神社の祭りであり、その諸行事は毎年8月15日から17日にかけて行われている。遥か古代から受け継がれてきた山鹿最大の夏祭りで、頭上に灯籠を載せた女性たちが優雅に舞い踊る姿は見る人を幻想的な世界へと誘いこむ。とか。
東北からは秋田県が参戦!
秋田の空港で売っているお土産を並べて、台湾人にどれがお気に入りかアンケートを書いてもらっていました。書いてくれた方にはなんと抽選で「2泊3日乳頭温泉郷 妙乃湯(参考リンクはコチラ) 温泉旅行」が当たる豪華景品が用意されていました。それは書きに行きますよね(笑)
さらにそのアンケートを基にランキング付けをして空港でお土産を売るという工夫も見られ、なるほどなあ~と思いました。
企業ブースは?
県や自治体の他、企業が出しているブースでは「大関」が試飲コーナーや、台湾人が写真好きな特性を生かして鏡開きコーナーも設置していました。
いかがでしたか?秋田ブースの方もおっしゃっていましたが、日本人が面白いと思っているものが台湾人にウケるわけではないし、日本人が興味のないことも台湾人は興味を持っていたりするので、いかに“台湾人目線”で展示できるかが人気のカギとなるようです。
私自身も日本の良さを再認識できた展覧会でした。
執筆者:TOMO