旅行番組と連動している旅行雑誌「愛玩客」の魅力を解説します!
ニーハオ!インターンの、りほです。
どこか旅行に行く時、まず買うものがガイドブックではないでしょうか?ガイドブックを見ながら何を食べるか、どこに行くか、どこで泊まるか計画を立てる、それは台湾人も同じです。台湾人が読むガイドブックの一つに、愛玩客(アイワンク)があります。
この愛玩客は、テレビ番組もありガイドブックと連動して旅情報を発信されています。
(画像)「愛玩客」のTV番組のレギュラーメンバーがご案内
愛玩客は主に台湾国外の観光情報をテーマにとりあげる旅行雑誌で、日本でいうHanakoやオズマガジンのようなものです。
愛玩客には三つの特徴があります。
まず一つ目は2ヶ月に1回発行されている、だからボリューム満点。
書店やネットだけでなくコンビニでも売られています。
二つ目はターゲット層が広いこと。グルメやレジャーの情報を必要とする人を年齢性別関係なくターゲットに定め、読者の興味を引く情報を多岐にわたって掲載しています。
主な内容は観光に特化したものですが、テレビ番組と連動した曜日別レギュラーメンバーの芸能人を起用し、他社とは違った工夫を凝らし、幅広い読者層の獲得を目指しています。
日本版「笑っていいとも」の旅番組って感じですね!
下記は愛玩客の読者層をデータにしたものです。
最後の特徴が、テレビ番組があること。番組名は同じ「愛玩客」。毎週月曜から木曜まで各回1時間の放送の中で、観光やグルメと絡めて日々の生活をより楽しくするための情報を提供し、視聴者の関心を集めています。
コンビニでも買える手軽さ、提供する情報の新鮮さ、テレビ番組と雑誌による認知度の高さ、これらがウケて台湾で売られる旅行雑誌の中でも一定の地位を築き上げています。
そんな雑誌愛玩客ではたびたび日本特集が組まれます。
実は先日発売された12・1月号でも日本の温泉特集が組まれたばかりです。日本の各温泉地を周りの食事処、ホテルも含めて紹介し、更には日本の薬・お菓子好きな台湾人のために薬局やスーパーも一緒に掲載されていました。
台湾で食べられる日本食がメインテーマになったこともあり、日本への注目度の高さが伺えます。
テレビ番組の愛玩客でも日本の特集がよく組まれております、リポーターが実際に日本へ訪れて日本食を食べたり様々なアクティビティを体験します。YouTubeに公式チャンネルがあり、日本編もカテゴリ分けされ見ることができるので興味があればチェックしてみてください。(愛玩客:aiwanke で検索)
2016年も弊社と愛玩客の撮影チームが日本のどこかに訪れる予定だそうですよ!
(画像)愛玩客のYouTube公式チャンネル
春が近くなれば、雑誌・テレビ番組共に日本の桜特集が組まれることは間違いないでしょう。
愛玩客以外にも、台湾には多くのガイドブックが売られています。台湾で売られているガイドブック・旅行雑誌については、過去にブログでも取り上げているので、こちらもぜひご覧ください。
>>>台湾お旅行雑誌や観光ガイドブック
近年日本へ訪れる台湾人の数は急増しており、円安も好影響し各台湾メディアもこれまで以上に日本の観光を取りあげる機会が非常に多くなっています。愛玩客の雑誌・テレビ番組を見ていると、日本人とは違った日本の楽しみかたや日本人も知らないような観光地を細かく紹介していて、とても興味深いんですよ。
書店に設置された日本旅行本コーナーの大きさを見ると、今後も日本に対する需要は高まり続けるのではと思います。