台湾と日本が映画を通して1つになる!今見逃せない、話題の映画をご紹介
こんにちは。TJMWの加藤です。
最近台湾好きの日本人の中で話題になっているという映画『南風』。
2014年2月台湾で劇場公開し、注目を浴びた映画『KANO』。
今回は、この映画2作品について取り上げたいと思います。
『南風』は、2014年7月12日に劇場公開しました。
26歳の藍子と16歳の少女トントン。
二人は出会い、自転車で旅に出る。
九份、淡水、そして日月潭。
台湾の風景と人が、心の背中をそっと押してくれる、
サイクリング・ロードムービー。
映画『南風』公式 予告編
藍子役を日本人女優の黒川芽以さん、
トントン役を台湾とアメリカのハーフのテレサ・チー 紀培慧さんが務めます。
協力には、台湾が世界に誇る大手自転車メーカーのGIANTの文字もありました。
台湾の風景をバックの自転車で駆け抜けるなんて、想像以上に気持ち良いと思います!
台湾でも「台湾各地のきれいな景色が日本に伝わって嬉しい!」との声が
ネット上であがっていました。
台湾を旅行先に選ぶ日本人が多い今、とってもタイムリーな映画ですね。
最近では、九份や淡水などの台北近郊の観光地のみならず
高雄や台南、台湾のリゾート地と言われる懇丁など、
台湾の南の方まで足を伸ばす観光客が増えたように思います。
映画『南風』が日本人にとって台湾の新しい一面の発見になるかもしれません。
続いて『KANO』です。
『KANO』は、2014年2月に台湾で劇場公開されました。
舞台は、大日本帝国統治時代の台湾です。
タイトルにもなった『KANO』は、
台湾に実在した嘉義農林学校(現在の国立嘉義大学)の略称「嘉農」を日本語読みした呼び名です。
日本の現在の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)に
台湾代表として出場するべく奮闘する嘉義農林学校の野球部のお話です。
2014年3月に行われた、第9回の大阪アジアン映画祭では
なんと、観客の支持を一番集めた映画に授与される、観客賞を受賞しました。
大沢たかおさんや坂井真紀さん、永瀬正敏さんなどの日本人俳優も出演されています。
その『KANO』が、2014年9月25日から台湾でアンコール上映することを発表しました。
期待のアンコール上映に、台湾も沸いています!
さらに、日本での劇場公開も決まりました。
邦題は『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』だそうです。
公開は2015年1月24日を予定。全国公開です。
「来年まで待てない…」という日本人の声もあるようですが
なにより台日をテーマにした映画が両国で公開されるのは嬉しい事ですね。