こんにちは。CAKEHASHIのSakuraです!
2019年3月14日から18日までの5日間、台北世界貿易センター1館で国際美容化粧品展 春季展が開催されました。
今回は当日の現場の様子をレポートします!
(この映像は2018年の国際美容化粧品展 秋冬展のものです。)
目次
1.国際美容化粧品展とは?
※台湾の価格表示について【補足】
2.展示会の様子
3.ブースについて
4.台湾の化粧品
5.まとめ
1.国際美容化粧品展とは?
台湾最大の美容業界のイベントで、2019年は春夏秋冬のそれぞれの季節に台北世界貿易センターで国際美容化粧品展が開催されます。29回目となる今年の春季展では、化粧、美容、ネイル、美容まつげ、理髪、タトゥー、OEM / ODM製品、プロの機器に至るまで8つのカテゴリーを展示しています。
【展覧会への入場料】
通常チケット…150NTD
優待チケット(学生やお年寄り、身体障がい者)…100NTD
早割チケット:1人…120NTD、ペア…200NTD
それぞれのブースはこの図のマップのようにカテゴリーによって色分けされています。
青紫のブース:特定ブランドのブース(16ブース)
黄色のブース:ネイル、エクステ等のまつげ、理髪、スタイリングに関するブース(54ブース)
ピンク色のブース:美容、化粧、スキンケア、メディカルビューティーケアに関するブース(105ブース)
比較的大きいブースでは日本のデパートコスメ売り場のように、お客さんと販売員が座って商品の説明が受けられるテーブルスペースがあり、そこで色々な商品を試させてもらえます。
私も台湾の化粧品ブランドについては全然無知だったので知らない化粧品ばかりでしたが、実際に試させてもらって良いと思う商品も多数ありました。
当日は、このような化粧品がセットで安く売られていたり、〇個買えば1つ無料でついてきたりお買い得だったので、大量に購入しているお客さんもいました。
また17日には、台湾で著名なメイクアップアーティスト王盈喬さんと大人気美容系Youtuber蹦蹦さんをお招きしてFBとIGでライブ配信しながら、メイクアップのデモンストレーションが行われました。
ほかにもすべての日程で、それぞれ美容に関する著名人を招いてのメイクアップのデモンストレーションや美容に関する講演、ファッションショーなどのイベントが行われました。
※台湾の価格表示について【補足】
台湾では、「買〇送1」や「~折」などの販売表示があります。
例えば「買1送1」は、1つ買ったら1つ無料でプレゼント!という意味です。
中国語で「送」という字には無料でプレゼントという意味が含まれます。
「~折」は割引率表します。日本は割引く率を表示しますが、台湾での表示は割引後の値段の%を表示しています。
例えば1000元の「8折」であれば、1000×0.80=800元
1000元の「85折」であれば、1000×0.85=850元 となります。
2.展示会の様子
展示ブースでは、様々なブースの販売員さんが客引きのために試供品を配っていました。
チャイナ服を着た豚の着ぐるみやコスプレっぽい格好をして目を引くブースもありました。また、なかにはルーレットを回したりボックスの中からくじをひいたりしてお客さんが当てたものを試供品として渡していました。
このように少し遊び心のあるブースは台湾人の心をつかんでいたような気がします。
試供品を受け取ると、多少強引に商品を試すように言われ奥のブースにある席に案内され、実際にいろんな化粧品を試しながらセールスされます。
他にもネイルや眉のアートメイク、エクステ等の実演ブースがありました。
ネイルの実演ブースでは、日程時間ごとにどの先生がネイルの実演を行うかパネルに表示されていました。
ブローチネイルの考案者で、インスタやフェイスブックで発信するネイルが「可愛い!」と評判な日本人のネイル講師田辺さおり(BLC nail salon)さんも実演ブースにいらっしゃいました。
その他にも、企業側のための卸用の商品が販売されていました。この国際美容化粧品展では、通常価格よりもかなり値下げをして売り出されているので、美容関係で働く台湾人が美容製品を大量に買い占めていました。
台湾で化粧品を買うとなれば、最近では韓国やヨーロッパ系の商品もたくさん目にするようになりましたが、「美に対する姿勢や技術」という面では日本はまだ一目置かれている気がしますね。
3.ブースについて
台湾や韓国、日本、タイ等各国の化粧品ブースが立ち並ぶ中、私が心惹かれたのは...
日本ではお馴染みの不二家「ペコちゃん」と韓国の若者世代に大人気のプチプラコスメ「Holika Holika(ホリカ ホリカ)」の限定コラボ化粧品が販売されていたブース。
見てください!まるでお菓子のような、ぱっと見は化粧品だとは思わないくらい可愛らしいペコちゃんのパッケージ!
パッケージは牛乳パックのような形でとってもかわいいので、パッケージを開けてからもペン立てなどのインテリアとして使えそうです!
こちらの不二家お馴染みの“ふんわりペコちゃん”そっくりのパフと一緒に使えば、毎日楽しくお化粧できそうです。
この他にも、ミルキーの外箱そっくりなアイシャドウパレット、中がイチゴ型の模様になっている可愛らしいリップクリームやペコちゃん型のマスクシートなど沢山のかわいい化粧品が販売されていました。
台湾には「innisfree」、「ETUDE HOUSE」などの韓国の人気プチプラコスメの店舗が進出しており、韓国のプチプラコスメが若者世代には人気があるようです。この日も台湾の若い女性たちがこのブースに足を運んでいました。
また、フォトブースもあり、ペコちゃんの巨大パネルと写真が撮れるようになっています。
4.台湾の化粧品
カケハシ社員のご家族の方が展示会の販売ブースにいらっしゃるということでお話しを聞いてきました。
こちらで売られている化粧品はmade in Taiwanということで、台湾の気候に合わせて乾燥しないように保湿効果が高いスキンケア化粧品だそうです。
また、台湾人女性は日本人女性よりも薄化粧な印象なので、厚くファンデーションを重ねるよりもスキンケア化粧品に力をいれ、素肌の綺麗さを求めているようです。台湾人は日本よりも自然派志向なため、天然成分で綺麗になることができる化粧品が注目されています。
肌が綺麗な台湾人女性が多いのは、このようなスキンケア化粧品を使っているからなのかもしれませんね!
また、シートマスクも人気で、様々な効能や成分のシートマスクが販売されています。展示会の試供品でもシートマスクを沢山配っていました。
5.まとめ
✔試供品を配ったり、ルーレットやくじ引きを引かせたりしてお客さんを呼び込むのが台湾式
✔展示会の化粧品は、通常の値段よりかなり割引されている、「〇個買ったら1つ無料!」のようなお買い得な売り方
✔美容に関する著名人や講師による講演やファッションショーなどのイベントがある
✔実演ブースがあり、ネイルや眉アート、足の角質取り等様々な実演が行われている
✔台湾で韓国のプチプラコスメは人気がある
✔台湾産の化粧品は台湾の天候に合わせて作られており、保湿力が高い
✔台湾人は自然派志向でスキンケア重視、シートマスクが人気
台湾最大規模を誇る国際美容化粧品展 連日美容関係で働く人や美容に関心の高い女性達で大盛況でした!