2021年度に90億台湾ドル(約378億円)を超えた台湾のクラウドファンディング市場。その台湾のクラウドファンディング業界で最も大きなシェアを持つクラウドファンディングサイト「嘖嘖:zeczec」とカケハシが業務提携し、2022年4月に新サービス「トナリエ:Tonarie」をリリースした。

台湾のクラウドファンディング市場は年間累計スポンサー数330万人を超え、一つの商品のスポンサー額が4億円を超えるなど、かつての日本のクラウドファンディング市場のような勢いを見せている。

弊社カケハシが運営する「トナリエ:Tonarie」は台湾でのクラウドファンディング出品に当たる、申請、翻訳、デザイン、出品、カスタマー対応など全ての業務を成果報酬で代行支援する。

「台湾人は進んで人助けをする傾向がある、寄付などの活動も活発で、日本の文化への関心も高く、日本人が作る商品の緻密で手の込んだものは台湾で反響も出やすい」と「嘖嘖:zeczec」徐震CEOは話す。

カケハシの秋山光輔CEOは「日本には技術の高い中小企業が海外に出るきっかけが作れず埋もれてしまっている。一番の課題はコスト面も含めて海外進出のリスクをいかに下げるか。台湾のクラウドファンディングを活用することで多くの中小企業や地方自治体にチャンスが生まれると考えている」と話す。現に2021年から2022年現在までに台湾のクラウドファンディングにて多額の資金が集まった日本商品は多い。

suwadaの爪切り

引用元:台湾zeczec公式サイトより SUWADAの爪切り

台湾のクラウドファンディングを活用し、台湾で日本の商品を話題化することで、その先の中華圏へのスケール展開を考えており、最終目標は15億人中華圏市場だという。

実際に台湾のクラファンでは、日本の商品が注目され始めている。以下「トナリエ:Tonarie」のニュース記事では話題になっている日本の商品などを、「台湾で反響があった理由」なども考察しながら紹介されている。

以下関連リンク
台湾でのクラウドファンディングを出展をオールインワンで支援「トナリエ:Tonarie」公式ページはこちら
注目されている日本商品例や、話題になった理由の考察はこちらのニュースより