住んでみて分かった、台湾と沖縄の意外な共通点!
こんにちは!インターン生のYUKOです!
台北に住み始めてから、8ヶ月目に突入しました。
時間が経つのは早いものです。。。
私は沖縄出身なのですが、台湾で日常を過ごしていると、台湾と沖縄は似ている点が結構あるなあ。と感じます。
そこで、本日は沖縄出身の私が感じる共通点をご紹介します。
共通点その1.台湾料理と沖縄料理
同じ南国の島である台湾と沖縄。食材や料理も共通点がたくさんあります。
ゴーヤー(苦瓜)や豚肉料理が多い事だったり、ドラゴンフルーツや馴染みのあるフルーツも。
例えばこちら。
こちらは沖縄料理の中でも有名な「ゴーヤーチャンプルー」です。
一方、こちらは台湾料理の「鹹蛋苦瓜(シェンダンクーグワー)」です。
台湾の白いゴーヤーを卵と一緒に炒めた料理なんですが、見た目もゴーヤーチャンプルーとそっくり。
味も少し似ています。台湾では緑よりも白いゴーヤーを見かける方が多いです。
共通点その2.台湾と沖縄のお墓
沖縄では「亀甲墓(かめこうばか・きっこうばか)」と言う特徴的なお墓を数多く見る事ができます。
お墓の屋根部分が亀の甲羅に似ている事から、「亀甲墓」と呼ばれるようになったそうです。
それがこちら。
亀甲墓は女性の子宮の形をモデルにしており、人は母の胎内から生まれ、死ぬとまた母体へ帰っていくという思想からきているのだそう。
台湾のお墓はこちら。沖縄のお墓をもっとカラフルにしたような感じです。
はじめて見た時は、「沖縄のお墓と似てる!!」と台湾のお墓に親近感を感じました。笑
共通点その3.台湾文化と沖縄文化
昔から交流の深かった台湾と沖縄。日常で風習や文化などの共通点を感じる事もしばしばあります。
例えば旧暦。
沖縄では今でも旧暦が大切にされており、特に沖縄本島南部の港町・糸満町ではその風習が色濃く残っており、漁船に大漁旗を掲げたり、市場も賑わい旧正月を盛大に祝います。
(ちなみに日本は明治の初めまで旧暦を使用していたのだそうです。)
旧暦の1日と15日は何をする?
台湾の一般家庭では毎月1日と15日に土地の神様とご先祖様に拜拜(バイバイ:お供え物を供えたり、お祈りしたりします。)する風習があります。
会社を経営している所では、毎月2日と16日にお店の前でお供え物と線香を立てている所もよく見かけます。
一方、沖縄では台所に神棚を作り「火の神(沖縄方言:ヒヌカン)」を大切にする風習があります。
こちらも旧暦の1日と15日にヒヌカンに手を合わせたり、ご飯を盛ってお供えします。
(ちなみにお祈りする事を、沖縄方言で「うーとーとー」と言います。)
私が育った家庭ではヒヌカンはありませんが、祖母の家や友人の家に行くとヒヌカンを置いてる家庭もよく見かけます。
昔から沖縄で受け継がれる大切な風習です。
あの世のお金???
台湾には土地の神様やご先祖様に「あの世のお金」を燃やす風習があります。
毎月旧暦の1日と15日にはお祈りと一緒にあの世のお金を燃やしたりします。
道を歩いていると、あの世のお金を燃やしている人々をよく見かけたりします。
一方、沖縄でもあの世のお金を燃やす風習があります。
これは「ウチカビ」と言い、沖縄のスーパーでも販売されています。
お彼岸やお盆の際に、先祖があの世でお金に困らないように、とウチカビを燃やします。
ちなみにウチカビは、台湾や中国から伝わってきた風習なんだそうです。
その他に、台湾の原住民と沖縄のはっきりとした顔立ちがよく似ていたり、台湾を知れば知るほど沖縄との共通点を見つける事も多いです。
沖縄出身の私としてはとても興味深い物があります。
台湾へ住み始めて、故郷である沖縄と台湾をもっと知りたくなりました。
歴史だったり、色々な事を学ばなければいけないな。。。と思います。
また何か共通点を見つけたら、報告します!
以上、YUKOでした。