こんにちは。CAKEHASHIのASUKAです。
インターン卒業生が、インターン修了後にどのようなキャリアを形成しているのか?
今回はカケハシのインターン卒業生のその後に密着してみたいと思います。

彼はインターン修了後、日本の大手企業への就職を経て、宮城県のインバウンド会社の台湾支社起業に合わせて台湾へ再び戻ってこられることになりました。
先日、現在弊社で在籍中のインターン生に向けて公演いただきましたので、その模様をレポートします。

講演者:株式会社VISIT東北/一般社団法人宮城インバウンドDMO 齋藤睦さん

齋藤睦さん

2015年度(大学在学中)CAKEHASHIにてインターン
インターン時に、CAKEHASHIでFacebookプロモーションや提案資料作り等を中心に行い、インバウンドについて知れたこと、海外でチャレンジしている人に会えたこと、社会人としての働き方などを学んだことが、その後の彼の人生のヒントになったそうです。
仙台にある東北大学に進学し、大学在学中にCAKEHASHIにてインターンシップを行い、その後シアトルでの1か月のリーダーシッププログラムに参加し、卒業後日本の大手通信企業に就職。大企業であるがゆえに「自分の代わりは沢山いる」と感じたこと、また3年次の12月に内定をもらった後に、CAKEHASHIインターンやリーダーシッププログラム、東北の地方再生をおこなう企業でのインターンでの経験で自己が形成され、入社後にギャップを感じ、現在所属する宮城インバウンドDMOの社長に声を掛けられ、縁がありまたインバウンドに携わることとなったそうです。

一言も聞き逃すまい!と熱心にメモをとっています。

インタビュー
インターンSHOICHI:台湾でこれだけは成し遂げたいことはありますか?何を成し遂げて台湾を去る または 次のステップに行きたいですか?
齋藤さん:来年度の台湾支店起業から、ビジネスを大きくしていきたいです。
東北のインバウンド、東北の物を台湾で売ったり、例えば花蓮に東北からお客さん呼ぶなど、観光の発展に貢献したいです。
SHOICHI:内定を貰うまではどう過ごしていたのですか?
齋藤さん:学生時代は遊んでいたけど、大学2年で台湾に来て変わりました。
親も公務員になることを勧めていたし、高校までは教師等になることも考えていたけれど、それが台湾に来て世界が変わりました。本も沢山読むようになりました。

プロジェクターを使ってわかり易く説明してくださいました。

SHOICHI:ファーストキャリアで日本の大手通信企業を選んだ理由は?
齋藤さん:その企業の社長の講演がめちゃくちゃかっこよかったからです。
今なら、新卒でベンチャーの新規事業開発や経営コンサルしてみたかったなと思います。今は自己流でやっているので、新卒時代に経営に関するフォーマットを学べていればよかったと思います。
逆に君たちは今インターンしていてしんどいことはありますか?
インターンAMI:インターン報告など、自分の意見を言わないといけないときにもっと時間が欲しいと思ってしまいます。
仕事内容としては、台湾と日本に携われることだけでうれしいです。だけど、プレゼンしないといけないとなると難しいです…
齋藤さん:場数を踏んだら大丈夫になるよ!プレゼンのポイントは、抑揚つけて話すこと、キーワードで間を作ったり、強調したり、工夫すること。
秋山さんについてって知り合った人とは必ずFacebook交換して、その人たちに会いに行って、話を聞くことが重要です。

SHOICHI:例えば10年後に他の国に行きたいなどの希望はありますか?
齋藤さん:多分他の国に行っていると思うけど、今は目の前のことを全力でやらないと今の会社は大きくならないと思って台湾と向き合っています。
AMI:自分で台湾に支店を作りたいと思って飛び出したんですか?
齋藤さん:そうです。
SHOICHI:学生時代の後悔はありますか?
齋藤さん:もっといろんな場所に行っておきたかった、必死に勉強しておけばよかったと思います。
卒業してから経済や経営に興味持ち始めたから、後悔しています。
AMI:私は今大学で真剣に勉強しているつもりですが、社会に出て役に立たないかもとインターンを始めてから思い始めてきました。
学校で学んだことは実際に社会に出ても使えない知識が多いんじゃないかなと感じています。
齋藤さん:知識はあっても無駄にはならないんじゃない?
ダイレクトに使えなくても、そこでインプットがあると自分の考えも柔軟になるし、アイデアの種になる。広く知っておけばヒントになる。沢山勉強してください。

講演時間のみでは聞きたいことが全部聞けずランチ中もずっと興味津々で話を伺う現インターン生たち。

人物名など
私から見たインターン当初の齋藤君は、「とにかくコミットできる人」という印象でした。
社内で業務に関わる中、気付いた事などあればすぐにアイデアをwordに簡単にまとめて私の席まで来て、
「これやってもいいですか?」とギラギラした目でアピールしてきましたね。笑 しかもその姿勢が常に謙虚なんです。
「こんなにアグレッシブで素直な若い子もいるんだなぁー」と、とても印象的でした。
その後、大手企業への就職を経て、我々カケハシと同じ業界であるインバウンド業界に就職したと聞いてとても嬉しかったのを覚えてます。
また、台湾でのインバウンド市場を齋藤君のような人達と共に盛り上げれることが何より嬉しいですね。
卒業後こんなにも早く、しかも台湾の責任者という形で台湾にカムバックできたのは彼の積極性と謙虚さあってのものだと再認識しました。